Phase 18a


まだ全然煮詰まってないけど、とりあえず叩き台としての第 1 弾。Windows のユーザー補助の「固定キー」と「マウスキー」を併用する。

  • 固定キーは Shift, Ctrl, Alt, Win を一本指打法で扱う機能。
    • 1 度押すと次のキーが修飾される
    • 2 度押すとロック
    • 3 度押すとロック解除
  • マウスキーはテンキーでマウスを操作する機能。NumLock on で有効になるように設定した。
    • [Num8] [Num2] [Num4] [Num6] でポインタを上下左右へ移動
    • [Num/] [Num-] で左右ボタンを指定 (まだクリックされない)
    • [Num5] でクリック
    • [Num0] でドラッグ開始
    • [Num.] でドラッグ終了

固定キーがあればモディファイヤが片側だけでもどうにか使える。しかし、例えば Ctrl+[ C ] をするのに左手親指で 2 つのキーを順に押すのは思った以上に面倒。加えて、モディファイヤ状態が異なる記号同士の入れ替え (例えば Shift+[ 6 ] = [ ^ ] ) がうまくいかなくなる。やっぱ無理にでもモディファイヤを両側に配置して、固定キーは使わないようにした方がいいかもしれない。
マウスキーは「先にボタンを指定する → 次に押下/押上を指示する」という 2 段階方式で、一本指打法でも右ドラッグとかが可能なように工夫されている。しかし両手が使えるときは面倒なだけなので、右手側の [ K ] [ L ] で単純に左ボタン/右ボタンをエミュレートするようにした。こちらは単純に押しっぱなしにすればドラッグされる。

key NL-D-~R-*K = &VK(D-LButton)
key NL-D-R-*K = &Ignore
key NL-U-*K = &VK(U-LButton)
key NL-D-~R-*L = &VK(D-RButton)
key NL-D-R-*L = &Ignore
key NL-U-*L = &VK(U-RButton)

図に描いた定義のほか、ウィンドウ操作補助のため次のキーを定義した。

  • Mod1+Alt+[ 8 ] = 最小化
  • Mod1+Alt+[ 9 ] = 最大化/元に戻す
  • Mod1+Alt+[ @ ] = 終了 (Alt+[F4])
  • Mod1+Alt+[ ↑ ] = ウィンドウ高さ縮小
  • Mod1+Alt+[ ↓ ] = ウィンドウ高さ拡大
  • Mod1+Alt+[ ← ] = ウィンドウ幅縮小
  • Mod1+Alt+[ → ] = ウィンドウ幅拡大

感想

とにっかくキー数に余裕がない!!
周辺部の記号キー ([ - ] [ . ] [ @ ] あたり) をよく使う機能キー ([Space] [Tab] [Delete] など) に変えちゃいたいけど、そうすると単独キーで打てる記号がほとんどなくなっちゃう。工人舎 PM の場合 Fn+[ H ], Fn+[ J ] が事実上空いてるので記号を押し込むことは可能だが、せめて句読点とスラッシュとハイフンぐらいは単独キーで打ちたいしなぁ。いっそのことテプラのように句読点をかなめくり方式にしちゃうか…!?
記号キーは日本語配列 (ロジカルペアリング) だと 1 個無駄なのでさっさと英語配列 (タイプライタペアリング) にするべきなのは明らかだが、そうすると先述のように固定キーとの相性問題が出てくるので、まずはここをどう解決するかだな。うーん、うーーんん。