第二世代 GCE (ゴロ寝コンピューティング環境)

なぬ、ブログ書くの1年ぶりだと? 我が家のゴロ寝コンピューティング環境がおととい世代交代したのだが…これは先代から説明しないといかんかのう。

第一世代 GCE (2012年)


今の部屋に引っ越してきてすぐ構築したもの。ポイントは、二段ベッドを買って自分は下段に寝ること。上段にパソコンやプリンタなどの大物を置き、ベッドの枠はモニタアームやスピーカなどをネジ留めするためのハードポイントとして活用する。

エルゴトロン 45-243-026サンワサプライ CR-LA302 を適当な木材でくっつけて、モニタが下向きになるようにした。モニタは手持ちの NEC LCD2490WUXi2 を使用。総コスト約 68,000 円。
これを1年4か月、それなりに快適に使ってきたのだけど、やはりいくつかの問題点が。

  • モニタが分厚いので、ベッド面からのクリアランスが意外と小さく、画面が近い。後日エルゴトロンの延長アーム 45-289-026 を噛まして嵩上げしたけど、それでも画面全体が視野に入りきらない感じ。
  • ぶっちゃけ邪魔。寝転がってしまえば問題ないとはいえ、ベッドに出入りするときぶつからないように注意が必要。実際何度かぶつけた。
  • 文字入力が面倒。キーボードを腹の上に載せて打てばいいのだけど、それだと寝返り打てないし、ちょっと検索ワードを書くためだけにキーボードを引っ張ってくるのも面倒。けっきょくスクリーンキーボードを画面に出してトラックボールでカチカチやることに。

これらの問題点を解決するべく、第二世代 GCE の構築に踏み切った。

第二世代 GCE (2013年)


ポイントはアーム廃止・小型軽量化・タッチパネル導入の3点。まず、頭上のクリアランスを確保するために、モニタ設置場所を足元側へ移動し、ゴロ寝コンピューティングするときは自分が反転することとした。これにより、枕元 (写真左) 側の上空は完全なフリースペースになった。

デッドスペースを最小化するため、構造物はできるだけシンプルに。ホームセンターで買ってきた 298 円の 2x4 材をベッド上段の枠に渡し (スノコの足と足の間)、中央にサンワサプライ CR-LA302 を木ねじで固定しただけ。そして肝心のモニタはシャープ LL-S201A を購入。世にも珍しい国産 UV2A パネル搭載の 20 型タッチディスプレイ、きっとデジタルサイネージ向け。厚さ 25.2mm、重さ 2.3kg という軽薄ぶりは他に匹敵するものがない。マットレス表面からパネル中心までの鉛直距離 70cm。総コスト約 54,000 円。
ファーストインプレッションとしては…

  • タッチパネルとゴロ寝コンピューティングの相性は抜群。タッチキーボードも GUI 操作もペンでスラスラ。しかしトラックボールも依然として必要。
  • この視聴距離で 20 インチ画面はやや小さい。23インチぐらいでもよさそう。
  • LL-S201A のパネルは画素が斜めに並んでいる?ようで、ギラツキが気になる。視聴距離の近いテレビ用途には向いてなさそう。
  • LL-S201A の最低輝度は十分暗く、夜間視聴用途にも適する。

というわけで、ゴロ寝コンピューティング環境については大幅な改善に成功。液晶パネルについてはさらなる探求が期待される結果となった。
LG 23ET63V-W はどうだろう…?

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