お留守バンシー

お留守バンシー (電撃文庫)
普通におもしろかった。(←絶賛)
舞台は19世紀のヨーロッパ、科学が迷信を駆逐しつつある時代、東欧の片田舎にいまだ魔物の住む城があった。教会の粛清から逃れた城主の留守を預かる使用人たち:丸くて可愛い〈ガーゴイル〉、仮面をかぶった〈リビングデッド〉、変態趣味の〈デュラハン〉、身持ちの堅い〈サキュバス〉、そして見た目12歳の〈バンシー〉。彼ら愛嬌ある魔物たちは城主が留守のあいだ、慎ましくもにぎやかな毎日を過ごしていた。そんなある日、ついに法王庁からの刺客がやってくる。城主の不在を告げ追い返そうとした〈バンシー〉アリアだが、〈クルセイダー〉ルイラムの目的はなんと城主ではなくアリア自身だった!?
ライトなエンターテインメントたるライトノベルの本懐を見事に遂げてくれました。本編ではルイラムおじさまの企みは未遂に終わったけど、あれはぜひ完遂してほしかったなぁ、うむうむ。だれか同人で描いてくれんだろか。夏混みで探してみよう。あと、個人的お気に入りシーンはトファニアおばさまがクロスボウニトログリセリンをキャミソールでげふんげふん
あ、2巻出るんだ。買わなきゃー