あぶくま洞へ行ってきた

鍾乳洞ってゆーから何か森の中にひっそりと口を開けた神秘的な場所を想像して行ってみたところが、県内外から観光バスが押し寄せる入洞料1200円+探検コース200円の一大テーマパークでしたことよ。洞内ライトアップされて解説板も完備、チケットちぎりのおっちゃんが東北なまりで威勢よくご案内。まあこれはこれで楽しす。鍾乳洞の中ってよく知らなかったけど、かなり立体的に入り組んでるのねん。中には縦長の狭いすき間みたいな場所もあって、そこにどうやって階段を設置してどこにフロアを設定するかっていう洞内建築のノウハウもいろいろあるのかなーとか思った。

近所にもうひとつ入水鍾乳洞ってのがあって、昭和40年代にあぶくま洞と並んでフィーチャリングされたけど片方だけ落ちぶれたような。こちらは手前から奥へ A, B, C の3コースあり、 A コースは普段着で行けるけど、 B, C コースへ進むには明かり(ローソク)と足が濡れてもよい服装、 C コースへ進むには案内人*1が必要という本格派。中は地下河川を暗渠にした…って語義矛盾? 要は水面上に鉄板を敷いて歩けるようにしただけで、 B コース以遠はその鉄板も照明もない素の洞穴。これは夏に完全装備で捲土重来するしかあるまい。

*1:入洞者5人までごとに案内人1人、90分4,600 円