電波的な彼女

電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
クオリティは高いが、読んでてちっとも楽しくない。
人間が誰しも持っている「心の闇」を露骨に扱ったストーリーで、要は学園モノの皮をかぶった残虐系。最近はやりだという「読後感の悪い小説」とはこのことか。同じ作者の 『紅』 を先に読んで、こちらは普通におもしろかった*1ので期待してみたのだが…。
既刊3巻まで貸されたけど1巻で(読むのを)打ち切り。ライトノベルはあくまでライトなエンターテインメントであってほしいなぁ。

*1:「普通におもしろい」=バランスよく、飽きずに読めるという意味。かなり高い評価。