かりん (12)

かりん 12 (角川コミックス ドラゴンJr. 67-13)
血まみれラブコメ超大作、いよいよ核心に迫る。
ところで皆さん、こういう人間ドラマ的な作品を読むときって登場人物に感情移入してるんでしょうか。世の言説を見るに、男主人公(ヒーロー)に移入する人、女主人公(ヒロイン)に移入する人、いろいろいるようです。私の場合はどちらとも言い難いので「神の視点で読んでるのかなー」と今まで思ってたんですが、本作を読むうちにもう少し細かい自己分析ができました。すなわち、肉体的な主観*1は男主人公に、精神的な主観*2は女主人公に、それぞれ分かれて移入してるようなのです。えー。これなんて精神分裂?性同一性障害?(笑) でもひょっとして、移入先が単一のキャラに固定されてない人ってけっこういるんじゃないかしら。皆さんどうなんでしょ?

*1:五感とか運動能力とか

*2:喜怒哀楽とか思考とか