走り初め

初台IC → 西新宿JCT中央環状線ぐるっと一周 → 葛西JCT湾岸線横浜赤レンガ倉庫第三京浜東京ミッドタウン六本木ヒルズ
…あれ? 「ちょっとドライブ」のつもりが「けっこうドライブ」になったぞ。まぁいいか。今日は空気がとても澄んでて、中央環状線の荒川上空区間を走れば気分は遊覧飛行。鶴見つばさ橋の上からは左手に房総半島がくっきり、右手に富士山がぼんやり。湾岸線は元日だけにガラガラだし、最高のドライブ日和でした。
さて、横浜はどうでもよくて本日のメインイベントは中央環状新宿線・山手トンネルなのですよ。まず初っ端の西新宿JCTが高井戸方向としか行き来できないって時点で騙された気分を味わいつつ、高架を走る4号新宿線のさらに上空に2段重ねのY字路が建設された初台交差点を下から見上げて開口一番「ぎょえー」。甲州街道をしばらく下って初台ICからいざ出撃。場違いな「←東北道」の標識を見て分流すると、これからトンネルのはずなのに上る! 半径 40m のカーブで大橋方面(未開通)の道と別れつつ直角に曲がる! そして 8% の下り勾配でトンネルに向かって一直線〜〜!! この高低差がダイナミックにアクロバティックなのが首都高の醍醐味ですなー♪ トンネルに突入するとすぐ右へカーブしつつ左へ合流! こんなところも首都高らしくて素敵。とはいえ、ランプウェイを除いた山手トンネルの本線部分は都心環状線のおんぼろトンネルと違って広く明るくきれいで快適。山手通りの下をずーっと進むから急なカーブもなく、すいーっと加速していった先にオービスがあるから注意しましょう。このトンネルでとても印象的だったのは、長距離トンネルとしては意外なほど起伏が激しいこと。山岳トンネルや海底トンネルとは全く様相が異なっていて興味深い。やっぱ川や地下鉄を避けながらトンネルを掘るのは大変なんだなぁ。ドライバーは速度維持に気をつけないと、上り坂でいつのまにか速度が落ちて渋滞の原因になりそうだ*1。 70km/h ぐらいでトコトコ走っても体感10分ぐらいで熊野町JCTを通過。ここも竹橋方向とは行き来できない構造で、2度目の騙された気分。うーん、要するに中央環状線の主目的は「通過交通を都心環状線流入させないこと」であって地元住民の便宜を図るものではないってことね*2。うちが恩恵を受けるには少なくとも大橋JCTまで開通してもらわないとだめぽ。2009年度開通予定ってほんとかな♪

*1:中央環状王子線がそうであるように。しかし飛鳥山トンネルもいいかげんアクロバティックだよなぁ

*2:そのわりには 8% の上り勾配とか、荷物満載の大型車には拷問としか思えないんですが