W53CA 購入後インプレッション


もうみっくみくにされますた♪

  • 画面。さすがなり WVGA。2.8インチで480×800ドットだから、ドットピッチ d はピタゴラスの定理より 2.8^2=(480d)^2+(800d)^2 \therefore d=\sqrt{\frac{2.8^2}{480^2+800^2}}=0.003 [\text{inch}] 。逆数をとると \frac{1}{d}=333 [\text{dpi}] ってヘタな印刷物より解像度高いんじゃないの!? この精細さはたとえ壁紙観賞専用だったとしても価値があります。
  • カメラ。シャッターボタンが半押し対応なのがカメラっぽい。画質や使い勝手はデジカメ専用機と比べちゃイケマセン。とはいえ A1404S と比べりゃ隔世の感があります。要求仕様である「細かい字を撮って読めること」も十分クリア(もっとも、これに関してはカメラの性能よりもディスプレイの解像度がものを言っている)。サンプル→
  • 辞書。ジーニアス英和/和英辞典、明鏡国語辞典、ほか2冊が入ってる。わーい、これで1999年に18,000円で買った電子辞書をようやく手放せるぞ♪ 辞書は VGA 用フォントが使われていて字がきれいなのは嬉しいけど、辞書だけポケベル入力が使えないのはちょっと悲しい。
  • USB マスストレージ。クレードルに USB コネクタがあって、携帯に挿さってる microSD カードを PC からマスストレージデバイスとして扱える。わーい、 USB メモリ買わなくて済むぞ♪
  • IC レコーダー。3時間まで録音可能。わーい、単体で買おうかと思ってたけど買わなくて済むぞ♪
  • SD オーディオプレイヤー。わーい、ポータブルオーディオも(買おうとは思ってなかったけど)買わなくて済むぞ♪
  • ナビ。高解像度ゆえに字やアイコンが見やすいのは期待どおり。高解像度だからといって「広域表示でも細い道が省略されない」ってわけじゃないのは期待はずれ。
  • PC サイトビューア。中身は Opera 。とりあえず自分のサイトはうまく表示された。えっ、ニコ動も見れんの?
  • EZweb 、 Eメール、電話帳など。これらの画面は WQVGA 機と全く同じで、縦横2倍に拡大表示してるだけ。きれいな VGA 用フォントが使われないのは残念だけど、機能的に WQVGA 機より悪くなったわけではないから問題なし。
  • 高速赤外線通信。 microSD カードがない状態でも PC と一対一でファイルのやりとりが可能。しかもけっこう速い。
  • ケータイアレンジ。テーマとかスキンにあたるもの。「アデリーペンギン」がプリインストールされてて、これがけっこう可愛い。メインメニューとか選択項目に応じてアニメが用意されてるんだけど、それがただ動くだけじゃなくて、それぞれにストーリーとオチがあるのね。例えば Touch Message を選ぶとペンギンたちが伝言ゲームを始めて、「リンゴ」→「ゴリラ」→「ラッパ」→「パンツ」→「ツチノコ」→「コーヒー」→「イカ」→「カルガモ」→「モンペ」→「ペンギン」…アッー! みたいな。

総評:良機認定。これから2年間 or more お世話になります。