鉄道研新歓合宿 2008 〜もとい、温見峠凸凹ツアー〜
天下の酷道157号に突入 DADADA!!
すべての写真はクリックで拡大できまっせ。
5月3日〜4日 鉄道研新歓合宿 2008
n 年ぶりに参加した合宿、今年の合宿地は岐阜県関市。中央東線〜中央西線経由で1日かけて美濃太田へ。
原色189系なんて何年ぶりに乗っただろう。
美濃太田にて。「岐阜県青少年保護育成条例により18才未満の方から金属くずの買い受けはできません」…って、昔は盗んだ鉄くずを売りさばく青少年が後を絶たなかったのか?
合宿値の最寄り駅、長良川鉄道 関口駅。
翌朝、長良川鉄道の中核駅である関駅まで歩いてみた。
駅前が閑散としてるのは朝早かったからというだけではなさそう。
出庫待ちのナガラ3形。
おお、退役したナガラ1形がこんな目立つところに放置されとる。
よく見るとほんとにバス用の部品を徹底的に流用してるんだなあ。
2005年まで名鉄美濃町線が走ってたはずだが、どこに発着していたのやら?
5月4日 温見峠凸凹ツアー
ここからは岐阜県在住 S 氏の車をチャーターして、天下の酷道157号に突入 DADADA!!
まずは谷汲山華厳寺へ。
新緑のきれいな時期でした。
ローソン東武練馬駅前店の人が?
奥の院への道はまだまだ続きますが、このへんで引き返しましょう。
参道の店。これはなんというか……シュールとしか言いようがありませんな。
樽見鉄道沿いに r255 を北上。小文字の r は県道を意味します。
碧く澄んだ根尾川の清流。
そして、立派な2車線の R157。大文字の R は国道です。
道の駅で休憩。 R157 は直進ですな。
このあたりから雲行きが怪しくなってきて…
「福井県方面(国道157号)大型車通行不能 最終回転場」
「崩土 能郷〜黒津間 通行止」!?
ガビーーーーーーーンン!!
ここに有名な「落ちたら死ぬ!!」看板が。
しかたないので、次に r270 〜 R417 経由で冠山峠を目指すことに。
R417 は徳山ダム建設にともなう付け替えで、長大トンネルで山をぶち抜き…
…長大吊り橋で湖をまたぐ、とんでもない道路に変貌していました。
徳山ダムは2008年4月に完成。総貯水量が浜名湖の約2倍ってどんだけ〜
一般開放直後のゴールデンウィークとあって対岸の駐車場は長蛇の列。
ダム湖の最上流地点までトンネルを疾走したあとは、冠山林道に入ります。
「この先通行止」…見なかったことにしよう♪
分岐を右へ。
沢沿いにぐんぐん登り…
…ついには森林限界を超えて高山帯な雰囲気になってきました。標高 1000m 程度でこんなに木が少ないのは雪が多いから?
右は崖! 左は残雪! がんばれドライバー!!
さんざん苦労して冠山峠に到着! そこで我々が見たものは!?
ゲーーーーーーーートォォォォ!!!!
くっ、このゲートさえ突破できれば! 頼むよセリカ!!
右奥が冠山。特徴的な形です。よほど崩れやすい地質と見た。
再び R417 〜 r270 〜 R157 で樽見まで戻ってきました。携帯で見つけた情報によると R418 〜 r255 〜 折越林道 〜 猫峠林道 で R157 の災害通行止区間(能郷〜黒津)を迂回できるらしい。ほんまかいな?
なるほど、たしかに黒津までは行けそうだ。大河原から先の冬期通行止が5月19日までってのが気になるが…見なかったことにしよう♪ (この日は5月4日)
出た、路上河川! そもそもこれを目当てに R157 まで来たのだよ!
ここは R157 じゃなくて折越林道だけど。この辺じゃ国道に限らず一般的な道路構造なんすかね?
折越林道では他にもいくつかありました。ここは沢水がグレーチングからあふれてるような中途半端な感じ。
ここが黒津。橋を渡って R157 に合流します。
黒津側の通行止ゲート。
ゲートの内側。いい感じに酷道してますなー。
福井県大野市まで 57km。この先はちゃんと通れるんだろうな…?
「冬期間通行止 5月20まで」さっき5月19日までって書いてあったじゃん。どっちだよ。…どっちにしろ見なかったことにするけどさ♪
ここの路上河川は涸れてますねー。
傾いだポールに虎ロープ、これぞ酷道クオリティ♪
しっかし標高のわりに河原が広いなー。
ここが大河原。温見峠方面から来た対向車が猫峠林道へ入っていく。
ゲートが脇にどけられている…よし、これは行けるぞ!!
とても国道らしい橋ですね。
とても国道らしい切り通しですね。
とても国道らしい浸水ですね。
とても国道らしい路上河川…って、ちょっとこれ水量多くね!?
だんだん稜線が近づいてきました。
ここがおそらく R157 最大の路上河川ですが、この日は涸れてました。路上河川じゃなくて洗い越しっていうんですね。
洗い越しの沢はどこも大きな石がゴロゴロしてます。やはり崩れやすい地質で、道路の下に土管を通してもすぐに埋まってしまうため、しかたなく路上を流してるってことなんでしょう。
そんなこんなで温見峠に到着いえーい! しかし夕方になって大量の虫が出てきたため車から降りずにスルー。
福井県側は一転、かなり荒々しい風景に。
倒れた支柱が何かを物語っています。
福井県側には洗い越しは存在せず、沢を渡る箇所は全部こんな感じのヘボい橋が架かってます。
岐阜県側よりもさらに広い谷。
白谷堰堤。よほど土石流に見舞われたのか。
集落まで降りてきました。車体に傷が付くようなことはなかったと思うよ?
おっ、ここから先は拡幅されてるぞ。(振り返って撮影)
でも舗装がまだだー。じゃりじゃり。
「落石のおそれのため通行止」って、いま通ってきたよ!(振り返って撮影)
なんじゃこりゃ、「麻耶姫像」?
ダムの守り神さまなんですね(違
真名川ダム。
こんな放水口は初めて見た。
おーい、どこ登ってるの〜?
なーんだ、貯水槽?があるだけか。
九頭竜湖駅に着いた頃はすっかり夜に。
まさか列車では帰れないっすよ。油坂峠を越えて東海北陸道で渋滞に巻き込まれたりしながらムーンライトながらの待つ大垣まで。こんな凸凹ツアーのために愛車セリカを出してくれた某 S 氏、ありがとう&お疲れさま〜!