宅鯖建立

これはひどいw

いくら自室に置きたくないからって階段に鯖を置くのもどうなんだ。西日が当たって夏は暑いぞぅw
えー、今回の鯖建ての目的は3つ:

  • Debian 系の扱いに慣れる
  • 最近の仮想化技術のトレンドを追ってみる
  • 仮想化されたゲスト Windows 上でサーバーアプリケーションを動かす

ですが、もっとも注目すべきは「鯖を建てられる程度に気力が回復した」という点でしょう。社会人時代にはありえなかったことです。

ハードウェア構成

  • CPU: Celeron 2.4GHz
  • HDD: 120GB EIDE

茨城で使ってた DELL デスクトップから拡張カードを全部抜いて素の状態に戻したもの。

ソフトウェア構成

ホスト

名前は zest。 Debian 系の扱いに慣れるために Ubuntu Desktop を選択。今思えば KDE4 を試すために Kubuntu にすればよかったかも。仮想化は最初 VMware Server でやろうと思ってたけど、インストールしてマネージャを起動したらウィンドウが表示されないまま終了しちゃう。 ubuntu 8.04 ではパッチを当てれば OK との情報もあったが(´A`)マンドクサ。次に Synaptic で提供されてた VirtualBox OSE 1.5.6 を入れたらすんなり起動した。わーい、もう VMware イラネ、 VirtualBox で行こうっと♪ しかし OSE 版はリモートデスクトップ接続ができなくて残念。最終的にはリモートデスクトップ接続も可能なバイナリ版の VirtualBox 1.6.2 を使うことにした。*1

ゲスト

名前は agito。もともと DELL のデスクトップに入ってたやつを仮想環境上に入れ直したんだけど、案の定ライセンス認証が通らず、電話で42桁の数字をピポパポやるハメになって(´A`)マンドクサ。

ネットワーク構成

(Internet)
  | 
  | 219.184.___.___
[Router]
  | 192.168.___.___
  |   
  | 192.168.___.___
[Host Ubuntu]
  | 10.0.2.2
  |   
  | 10.0.2.15
[Guest Windows]

NAT 接続とブリッジ接続があり、最終的には NAT 接続にした。 NAT でもフォワーディングの設定をすればゲスト上でサーバーアプリを動かすことができる。しかしその設定がコマンドラインでしかできず、マニュアルを通読しないと発見できなかった罠。フォワーディングの設定は VM 起動前に次の3つのコマンドをたたくことで行う。…って、わかるかこんなもん!

VBoxManage setextradata "仮想マシン名" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/guestssh/Protocol" TCP
VBoxManage setextradata "仮想マシン名" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/guestssh/GuestPort" フォワード先ポート番号
VBoxManage setextradata "仮想マシン名" "VBoxInternal/Devices/pcnet/0/LUN#0/Config/guestssh/HostPort" フォワード元ポート番号

最初「ゲスト上でサーバーアプリを動かすならブリッジ接続しかないだろ」と考えて、ぽちっと設定……しようとしたら、そんなに簡単じゃなかった。 VMware と違ってブリッジ作成機能は自前で持ってないらしい。がーん。 OS 側のコマンドでブリッジを作る方法をあちこち調べて*2 *3 ようやく動かせた。しかし、ファイアウォールを噛まそうとしたところで挫折。チェインが物理インターフェイスにつながってるのか仮想インターフェイスにつながってるのかよくわからず、ゲスト側で必要なポートを開けたつもりでも通信できなかった。仮想ブリッジを含むネットワークの場合、ファイアウォールはどう設定すればいいのやら?