コミック収納作戦
B6 判コミックを 350 〜 400 冊程度収納できるファシリティが欲しい。
- 現在およそ 220 冊所有していて、売却が滞ると収納スペースが足りなくなる状況。
- 現在の本棚は奥行が深いので前後 2 列に並べている。奥の本を探すには手前の本をどける必要があり、不便。
制約条件
- ワンアクションで背表紙を一覧できること。本を取り出さないと背表紙が見えないような配置は NG。
- 設置場所はハイベッド下の空間。梁高 1005 (内部高 1045)、奥行 1025、幅 1970 (うち 500 ほど利用可能)。寸法は mm 単位 (以下同じ)。
- 直上にホコリ発生源があり、掃除しにくい場所に設置するので…
- 中の本にホコリが付かないような構造であること。
- 本棚自体に可動部がある場合、ホコリが溜まって困るような構造は NG。よって、オープンなレールを持つスライド書棚は NG。
- 予算はせいぜい 2 万円 (コミック 1 冊あたり 50 円) ってとこじゃね?
- 望むらくは、フル積載で 5 年使っても塑性変形しない程度の耐久性。*1
評価関数
- 有効幅 = B6 判コミック (高さ 184 × 奥行 132) を並べて入れられる幅の合計
- 面積効率 = 有効幅÷底面積
- 有効幅単価 = 価格÷有効幅
基準値
- B6 判コミック = 高さ 184 × 奥行 132 × 幅 14.3
- 有効幅 1000mm = コミック 70 冊 = 重さ 13kg
候補 1
無印良品 ポリプロピレン収納ケース・引出式・小 × 10 個
- 999 円 × 10 個 = 9990 円
- 有効幅 = 5840 mm
- 面積効率 = 1.29 mm/cm^2 (4 段 2 列 + 2 段 1 列), 1.93 mm/cm^2 (5 段 2 列)
- 有効幅単価 = 1.71 円/mm
単価最安。ただし荷重オーバー (耐荷重 5kg に対し 7.6kg が入る計算)。単体では積み重ね段数に限界があり (せいぜい 2 段?)、棚を別に買うことを考えると必ずしも最安ではない。そして無印ではこれにピッタリ合う棚は売ってない。5 段重ねると最上段は背表紙が見えない (ベッドに頭をぶつける)。
候補 2
無印良品 {パイン材ユニットシェルフ・58cm 幅・小 + PP ケース・引出式・深型 × 8 個} × 2 セット
- {棚 6300 円 + ケース 6 個セット 5697 円 + ケース単品 999 円 × 2 個 = 13995 円} × 2 セット = 27990 円
- 有効幅 = 5408 mm
- 面積効率 = 1.18 mm/cm^2
- 有効幅単価 = 5.18 円/mm
きれいに収まり汎用性も高いが、値段も意外に高くつく。荷重はおそらく安全率の範囲内 (耐荷重 4kg に対し 4.4 kg が入る計算)。
候補 3
無印良品 パイン材ユニットシェルフ・86cm 幅・小 + PP ケース・引出式・深型 × 12 個
- 棚 8400 円 + ケース 6 個セット 5697 円 × 2 セット = 19794 円
- 有効幅 = 4056 mm
- 面積効率 = 1.19 mm/cm^2
- 有効幅単価 = 4.88 円/mm
無印で揃えるならこちらの組合せの方が現実的。荷重は計算上クリアしている (棚板の耐荷重 30kg に対しケース 6 杯で 26 kg が載る計算) が、直観的にはやや不安。
候補 4
クロシオ CD ビデオ収納スリム型 × 2 台
- 6990 円 × 2 = 13980 円
- 有効幅 = 6240 mm
- 面積効率 = 2.07 mm/cm^2
- 有効幅単価 = 2.24 円/mm
面積効率最大。そして安い。高さが梁高を超えるのでベッド下から外へ引っぱり出すことはできない。耐久性はどうなのか?
結論
無印で揃えとけば後々融通が利くだろう。しかしクロシオの面積効率も捨てがたい。うーん、うーん。