どうも今の中トロ配列は局所最適に陥ってるんじゃないかと思って、フルスクラッチで新しいかな配列を起こしてみた。
前提条件
- 左右対称形のキーボードを
- 両利きのユーザーが
- 撫で打ちする*1
制約条件
- 「ん」「っ」「ー」を右小指に置く
- 「ゃ」「ゅ」「ょ」を左手のアンシフト面に置く
- 「、」を左中指、「。」を右中指に置き、前置シフトキーを兼ねる
目標
- 負荷分布がシンメトリーな配列を作る
- 人差指側から小指側へ流れるような運指を意識する
わかったこと
- 「う」「る」を同じ指に置くのは負荷が高すぎて不可
- 「す」「る」を同じ手に置くのも負荷が高すぎて不可
- 「う」を左手に置くのは左手のキーが足りなくなるので不可
というわけで、連接頻度の低い「う」「ん」「る」「っ」「く」「つ」を同じ指に置くという新JIS系の常套手段が使えないことが明らかになった。左右非対称なキーボードで人差指に負荷を集中させた新JIS配列と、左右対称なキーボードで負荷を分散させるTRON配列は、やはり骨格からして別物にならざるを得ないのだろう。
1週間かけて試行錯誤を繰り返した結果、なんだかんだで元の木阿弥……左に「た」「と」「か」「て」「る」、右に「い」「う」「ん」「し」「す」を置くという、TRON配列の流れを汲む中トロ配列と同じ骨格を持つ配列が得られたのだった。苦笑。
しばらく使ってみて、良さげなら改めて記事にまとめるよ。
*1:下段のキーは押しやすいが、上段外側の [Q] [R] [T] [Y] [U] [P] は押しにくい